ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2012年1月7日を表示

本の感想②

本の感想、第2弾です。

・「さよなら、そしてこんにちは」荻原浩(光文社文庫)
楽しかったり、悲しかったり、あるいは辛かったりする出来事を
ユーモラスに描いた短編集。
この作家さんの小説を初めて読みましたが、読みやすくて
好感もてました。


・「短劇」坂木司(光文社文庫)
タイトル通り、短いお話を集めた小説なのですが、最初は
ほのぼのとした内容で、読み進むうちに段々とホラーな世界に
はいりこんでしまいます。
坂木さんは、こんな小説も書くのね、と新鮮な気持ちで読めました。


・「フラミンゴの家」伊藤たかみ(文春文庫)
離婚して何年も連絡が途絶えていた元妻から「病気で入院することに
なったので、その間、娘を預かって欲しい。」と頼まれます。
何年も会ってなかった娘に、父親と認められるように、奮闘する男の
物語です。

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今月は何故か、長男と次男のライブが交互に2回づつあるので
週一でライブハウスに行くことになります。
身体、もつんやろか。
無理して行くこともないのだけど、ライブは好きなので、
つい、行ってしまいます。

エネルギッシュな若者達から元気をもらってきます。



1月7日(土)13:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理

本の感想①

読んだけど感想をUPしてない本がたまってしまったので、
今回はまとめてUPしてしまいます。

・「東京公園」小路幸也(新潮文庫)
カメラマンを目指してる大学生の圭司は、ある日公園で出会った男性に
「自分の妻を尾行し、写真を撮って欲しい」と頼まれます。
バイトのつもりで軽く引き受け、幼い娘を連れて都内の公園を散策する
彼の妻、百合香の写真を撮るうちに、圭司は彼女に惹かれ、
夫婦のあり方など、考えさせられることになるのです。


・「親指の恋人」石田衣良(小学館文庫)
冒頭の新聞記事で、若い男女の結末がわかってしまうのですが、
それでもなにか救いはないかと読み進み、結局救ってくれたのは
解説を書いたイラストレーターの中村佑介さんの「この物語が
ハッピーエンドだったのか、悲しい結末だったのかは読んだ人の
考え方次第。」という言葉でした。
うん、最高のパートナーにめぐり合えたことだけは、ハッピーだったと
思いたい。


・「小さな理由」森浩美(双葉文庫)
「家族の言い訳」、「こちらの事情」に続く、家族小説シリーズ第3弾。
切ない話が多いのですが、大丈夫、きっとうまくやれる、という
気持ちにもさせてくれる物語です。



1月7日(土)12:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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