ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2011年9月9日を表示

好きになって、よかった

先日の夜、何故か急に加藤いづみの「好きになって、よかった」が
聴きたくなり、昔のアルバムを探し出して聴いてみました。

この曲は確か、長男がまだ赤ちゃんだった頃(約18年前)
人気のあったドラマの挿入歌でした。
ドラマ自体はおぞましいストーリーだった気がします。
田舎から出てきた3人の女の子が、都会で散々な目にあうような・・・
そしてバックでこの曲が流れると、しんみりしてしまうのです。

話はちょっと反れますが、夏の初め頃、脳科学の先生が、
「この夏はうんと楽しむぞ~!」と思う人は、思わない人より
夏バテになったり、熱中症にかかったりしにくいと。
つまりは、ポジティブにいきましょう、ということなのかな?

そんなワケでこの夏、さしたる根拠も展望もなく「とにかく
楽しむぞ~!」と思っていたせいか、毎年恒例の夏バテには
なりませんでした。

しかし、問題はここからです。
毎年9月、私にはろくなことがありません。
なので今年も9月がくるのが恐かったのです。
でも、できるだけ悪いことは考えないようにしてました。
夏と同様、来たる秋を楽しもう、と思うようにしてました。

ああ、それなのに。

時々行ってた洋服屋さんで仲良くなったスタッフさんが、今月で辞める、とのこと。
そして震災で被害にあった方々を支援してた古町の、とある喫茶店も
今月いっぱいで閉店するそうで。

もう落ち込んでしまうことばっかりやん!
やっぱり9月はあかんやん。

と思ったけど。。。

でも、いつまでもなにもかも、同じじゃいられないんだよね。きっと。
なくなったり、いなくなったりするのは、それぞれの事情があるからで

でもきっと、哀しかったり辛かったりすることばかりじゃない。
次の、良い方向に進むための分岐点なんだ、と思いたい。

「好きになって、よかった」を急に聴きたくなったのも、
なんの脈絡もないことではなかったのかも。

出会えて、よかった。
好きになって、よかった。
だって、とても楽しかったし、
有意義な日々が過ごせたと思ってるもん。

だから、9月もまんざら悪い月でもない。
そう思おう。


     好きになってよかった
     悲しいことがあっても
     つまづかないで歩けると
     信じていたい
     いつまでも

            (by加藤いづみ)



9月9日(金)22:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理


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