ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2011年1月12日を表示

「家日和」

   奥田英朗(集英社文庫)

ネットオークションにはまってしまった主婦。
突然会社が倒産したことによって妻が働くことになり、
家事を引き受けることになった男。
妻が家財ごと家から出ていったために、家具や電化製品を
買い揃えなければならなくなったが、そんな日々に喜びを
感じるようになった男。
などなど、色んなかたちの夫婦をユーモラスに描いた短編集です。

それぞれが自分に、これでいいのだろうか?と問いかけながら
現実と向き合い、時には配偶者と意見が食い違いながらも
思いやりの気持ちは忘れない。
そんな、読後はとても温かい気持ちになる物語でした。



1月12日(水)23:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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