ずずの読書な日々
 
主に読書日記です
 



2010年1月20日を表示

「花まんま」

   朱川湊人(文春文庫)

小さな頃、一緒に遊んだ近所の身体の弱い男の子に意地悪をしてしまい、
その後、不思議な出来事がおきて後悔を覚える話。

「これを飼っていると家の中に幸せがもたらされる」と怪しげな男が売っていた
「妖精生物」という名の生き物を育てた家にもたらされた「幸せ」とは?

出身地のことでいじめにあい、孤独な少年がもてあました時間をつぶすため、
ふと訪れた墓地で出会った優しいお姉さんが話す悲しい事情とは?

大切に育ててきた幼い妹がある日突然おとなびた言葉をしゃべり、
「自分が生まれ育った場所へ戻りたい」と言い出した理由とは?

などなど、ノスタルジックで幻想的な話ばかりを集めた短編集です。
朱川氏の作品を読むのは今回が初めてです。
この本を書店でみかけて、最初に表紙の絵の可愛らしさに惹かれ、
手にとってみて、直木賞受賞作であることと短編集で読みやすそう、
という理由で購入しました。
大好きな作家、阿刀田高氏に作風が似てることもあって、
とても気に入ってしまった一冊です。

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先週の土曜日、ゆり様のライブに行ってきました。
ロケンローなゆり様を観たのは久しぶりだったし、やはり
ロケンローなゆり様はゆり様らしくて素敵だということを再確認して
しまいました。

そして長男と、以前一緒にバンドを組んでいたドラムのT君と、ゆり様とのライブは
段々と話が具体化してきています。
最近、T君がうちに来るようになって、曲作りをやっています。
すごく楽しみです



1月20日(水)23:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味 | 管理


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