ノスタルジア |
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| 小池真理子(講談社文庫)
かつて父親の友人であった妻子ある男、仙波雅之と恋に陥ちて、 彼の死後15年間、ひとりでひっそりと暮らしていた平野繭子のもとに、 雅之の息子だと名乗る仙波俊之が訪ねてきます。
雅之に瓜二つの俊之をみて、繭子は今まで封印してきた15年前の気持ちを蘇らせ、 俊之に会う度に彼に惹かれていくのです。
しかし繭子が雅之の愛人であった頃から仙波家の人間を快く思っていない 姉の千春は、俊之の身辺を調べ、事実をありのまま繭子に伝えるのですが、 それはあまりにも信じがたい内容だったのです。
ミステリー作家が書く恋愛小説だけあって、謎めいた小説の世界に どんどん惹き込まれていきます。
いくつも伏線が張り巡らされているので、結末はだいたい予想が つくのですが、 ラストシーンの描写が実に綺麗で巧くて、読み終わったあとも、しばらく その世界から抜け出せなくてボ~ッとしてしまいました。
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今日は世帯主が朝からツーリングに出掛けて不在で、 長男は珍しく部活がなくて、珍しく何も予定がないと言うので(笑) お昼は息子達と私の三人でセルフサービスのうどんの店に行きました。
お店の壁に「季節限定!きのこうどん」などというチラシが貼ってあったので きのこ好きな私はそれを食べたのですが、ラストの一口に違和感が。。。
鶏肉でした。。。。。
鶏肉だとわかった時点で、よく噛まずに急いで飲み込みました。
最近、鶏肉にたたられてます。
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10月28日(日)16:29 | トラックバック(0) | コメント(2) | 趣味 | 管理
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